オープンソース
●オープンソース
ソフトウェアのソースコードは「企業の知的財産そのもの」であり最高機密。
(中略)
この常識に真っ向から挑む「過激な少数意見」がオープンソースだった。
オープンソースでは、ソフトの中核部分がインターネット上で公開され、世界中のプログラマーたちが寄ってたかって新機能を開発し、性能向上させ、バグを修正し、完成度を高めていく。
そのプロセス全体がオープンになっている。
彼ら彼女らは誰からも強制されない。
1円も貰わず、ただただ「好きで楽しいから」素晴らしいプログラムを書く。
そんなソフト開発のほうが、一企業の閉じた環境の中で開発されるソフトよりも遙かに素晴らしいものを生むと、オープンソースの信奉者たちは言った。
梅田望夫
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